ペット可賃貸物件の場合において賃貸で欲しい設備として防音室の飼育部屋というニーズがあります。その防音室とはどのような性能でどんなものを選ぶべきかの判断基準をご紹介いたします。
ペット可防音室の性能と防音の定義について
防音室の性能て何を示すの?
下記表は音の大きさと音源を解りやすく現した表です。単位はdb(デシベル)です。
防音性能の基本中の基本
防音というのは一言で言うと「音を防ぐ」当たり前ですが、ではその音を防ぐにはどの様な事を示して「防音」又は「防音室」と呼ぶのでしょうか?
防音の3つの基本
防音はエコーを防ぐ事(反響による音の倍音)、空気振動を防ぐ事、振動(個体振動=共振)を防ぐ事、この3つを合わせて防音といいます。その内1つが欠けても防音とは言いません。
1.エコーを防ぐ事(反響による音の倍音)とは?
エコーを防ぐには吸音材を壁内や壁に貼り反響を防ぐ
2.空気振動を防ぐ事とは?
空気をもれないようにする。音は空気の振動なので部屋から空気をもれないようにする。しかし、密閉性が高すぎると部屋の中に居る人間や動物が窒息死しないための循環システムをつける。
3.振動(個体振動=共振)を防ぐ事とは?
浮床構造といって高層ビルの免震構造似た揺れる仕組みを入れることにより振動を軽減し。音が階下や隣に伝わりにくくなる。制振性が格段に上がる。